すべての夢のたび。

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実像を映さない報道

 日立ディスプレイズとNTTアイティは13日、新しい立体画像表示原理を使った3D薄膜トランジスタ(TFT)液晶ディスプレーを共同で製品化したと発表した。2枚のTFTを適当な間隔をあけて重ね合わせ、輝度(明るさ)の違いを利用し立体的に表示する仕組み。既存の3D液晶のようにバーチャルではなく、実像を映し出すことができる。9インチ型を10月からサンプル出荷、06年度から量産する。応用製品としてパチンコなどアミューズメント用表示装置を想定している。


“既存の3D液晶のようにバーチャルではなく、実像を映し出すことができる”というのがナニを言ってんだかさっぱりわからないので、日立ディスプレイズNTTITのページ(内容同じ)に行ってみましたが、やっぱりわかりませんでした。てか発表資料にはそんなこと書いてないし。言葉の使い方の問題? 左右の目に別の映像を見せるやつを「既存の3D液晶」って言ってるのかな。

 前後2枚の透明なTFT液晶を適当な間隔をあけて重ね合わせ、明るさの違う同じ画像を前後のディスプレイに重なり合うように表示すると、人間の目は一つの立体的な画像であるように感じます。


という原理らしいのですけど、それでどのくらいの立体感が得られるんでしょうね。あと、「前後2枚の液晶を間を開けて配置」だと、やはり斜めから見たらうまくないのでは…という感じもします。てかこれなら片目でも立体感UP? とはいえ「量産化する」って書いてあるし、それなりにちゃんと立体っぽく見えるモノなんでしょうね。ちょっと楽しみです。