すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

メモリ空間の夢

寝起き、というかまだ半分寝てるふとんのなかで考えていた。


ここにメモリを512MB積んだPCがある、として。この512MBのメモリ空間のすべてのビットが0、から、すべてのビットが1、まで。これがこのPCの可能性の全部である。ALL0からALL1までのあいだにはさまざまな組み合わせがあるが、それは「メモリが512MB」と決まった時点であらかじめ可能性として存在しており、有限である。

僕らがPC上でなにかを為す。メモリの0と1が書き換わる。そこに現れるビット列の組み合わせを「創造した」と言ってよいのか?

現実の宇宙もこのようなものではないか?(そこに存在する原子の数が有限であるなら)


PCにはハードディスクがつながっている。僕らがネット上でやっていることのすべては「どこかにあるコンピュータにつながったハードディスクに記録されているビット列の0を1に、1を0に書き換えること」、ただそれだけだ。


しかし宇宙は膨張している、という。原子たちが可能性を表現できる空間が増えているのか? ネットにあらたなPC、あらたなハードディスクを接続すること。これがほんとうの創造行為、なのではないだろうか。


そして、ソフトウェアはハードウェアにどのようにして干渉できるのか?