すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

余生をいきろ。

もしあなたが、働いていないか、または大して働きもせずに生活できていて、かつ、誰とも付き合う気がない、または付き合える見込みがないなら、あなたの一生はすでに「余生」に突入しているのです。つまり、保険のお姉さんが持ってくる設計書に書いてあるような標準的な人生のイベント、結婚、第一子誕生・第二子誕生や小学校入学、高校卒業、成人式、就職、そしてあなたの定年、みたいなイベントは、あなたの人生においては発生し得ないのだ、ということです。

なら、頭を切り換えるのが、いいと思いますよ。つまりあなたはこの先、誰の人生に対する責任もない、ということですから(もちろん、あなたが死んで困る人もいないので、お姉さんの薦める保険には入らなくてよい)。「ひとかどのものになれ」などという呪文は、あなたの代わりに働いてくれている人たちのためのものです。あなたのいる場所はゴールを過ぎているので、もう、いつまでも近づかない鼻先のニンジンははずしていいのです。

これからの人生の予定がなにもない人は、今から先を「余生」と定義し直してみることをお薦めします(わたしはそうしてます)。自分のために好きなことをやって生きること、それが余生です。すでに余生であるのにそうしないなら、ただただなんの代わり映えもない毎日が死ぬまで続くだけです。