すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

アッチ系にも萌えてほしい

まりねこ文芸館 : ガチ理系の真髄に萌えろ!

私「(しつこく)だけど、高校時代とかに考えなかった?人間どうあるべきか、とか、誰でも一度はそんなこと考えたり、人との関係で悩んだりするでしょうに」
某「(すごい勢いで)確かにそういうのもある、あるけど、僕らが生きてんのは、1メートルは1メートル、世界中、どこへ行っても1メートルな世界なわけ。1グラムは1グラム、世界中どこでも1グラム。1たす1は、2。これがもう、どこでもいつどんなときでも通じる、不変の真実なんだな。それが僕らの生きてる世界。人間の気持ちとか考えなんて、そのときそのときで変わっていくし、相手のバックグラウンドも全然違うんだから、あれこれ議論してもどっちが正しいとか、どうすべきとか導けないでしょ。だけど、人間がどんなに泣こうが喚こうが、1メートルは1メートルで、それだけは変わらんわけ。僕ら、こういう世界で生きてきてるんだよね」


まーた言ってジョシをたぶらかして! これだから理系はよ! もちろん「今までそうだった」から「これからもそうである」は導けません。これ当然よね?


ぼくは地上でいちばん原理主義的な宗教は「科学」だと思っている。教義はたったひとつ。「科学の法則は、いつでも、どこでも、絶対に変わらない」。もちろんそんなこと証明できるわけがない。しかし理系の奴らはこの教義をほんとうに心底信じ切る、疑いのカケラもなくその教義を生きることによって、月までロケットを飛ばしたりしちまうわけですよ。まったく、やってらんねぇ。でも科学の根本にあるのは単なる(しかし強烈な)信仰なんですよね。証明・証明・証明・証明って延々やってきても最後の最後に根底でそれらのすべてを支えているのは「信じること」だという。まぁ一般信者だとそこまで気にしないみたいですが。

私「(ポカーン)・・・ちょ、なんか今、私すごい感動したような気がする。え、1メートルは1メートル?」


気がするだけですからっ。ぼくの見るに、このジョシは「すごい勢い」で「よくわからん話」をされて一時的混乱状態に陥ってるだけですね。そういう時って相手のことを「なんかすごいのかも」って思ってしまったり、する(そしてなんか契約させられてしまったりする)。

某「それが不変の現実なわけですよ。なんか、文系の人って言葉とか観念だけを弄くりまわしてるって感じがする」
私「いやいや、そういうところはある・・・っていうか、私、今の言葉に感動したよー、へー、ああそうか、そういう世界観なのか・・・」


あああああ。アッチ系(彼岸系?)にも萌えてくんないかぁ。あ、男はいいです。