劇場管理人のコメント ： 放射性廃棄物なみに取り扱いの危険な言葉
これは、ぼく個人に関して言えば平気だと思います。まずぼくは一番の放射性廃棄物はドーキンス自身だと思っている(笑)。利己的遺伝子やらネオダーウィニズムやらについても、いずれ否定する（もしくは、正しかろうが認めない、という）エントリを書きたいなぁ、とぼんやり考えてます。ネタが醸成されるのを待ってる状態ですね。
ただぼくは自分以外の人間が被曝することに関しては無頓着というかむしろ楽しんでる部分があるので、そこは、ある種の人を刺激するだろうとは思います。だいたい常に狭い側をターゲットにしてるので、多数の側にはちゃんと伝わらないだろうと。そしてp_shirokumaさんはぼくから見ればずっと良識派に見える（のだけどすみません全部読んでるわけではないのでほんとうのところは知らない）。
ぼくが「利己的欲求」って言ったとしても、そこには実際には人類全体を1つの生物として見るレイヤーが常に重ね合わせの状態で存在しています。だからぼくが誰かを批判する文章を書いても、その後ろには「（でも、ぼくはあなたを好きだけどね）」ってのが常に省略されていると思ってもらっていい。だいたい、人を嫌うとかそういうのができないんですよ。fromdusktildawnさんが以前ここのコメントに書いてた「最高価値を知らない人間を哀れむ」みたいな心境の時も、ぼくは「あれとぼくは同じだ。あれとぼくは同じものなのだ」って呪文が自動的に起動するようになってます。
それがなんであれ、基本的に人のすることには干渉したくはない。ただ干渉したくなった場合はします。それは自分のやることにも干渉したくないからです。Let it be.です。それがなされるようにそれはなされる。流れにはまぁ、身を任せる。世界を愛するということは世界を信頼するということだと思う。
fromdusktildawnさんのものの考え方とぼくのそれは、人間とチンパンジーの遺伝子くらいには似てるんじゃないかと思ってるんですけどね。表現形はそうとう違う部分もありますが。
