すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

【グロ注意】「人体解剖マニュアル」買いました【引き返せ】

人体解剖マニュアル ~一目でわかる人体の不思議~ DVD-BOX

人体解剖マニュアル ~一目でわかる人体の不思議~ DVD-BOX


プラスティネーションの創始者であり解剖学の権威であるグンター・フォン・ハーゲンス博士による、スタジオでの人体解剖の実践を収録したビデオ。4巻セットのDVD-BOXで買いました(バラ売りあり)。まだ1巻しか見てないんですが、第1巻のテーマは「動き」ということで、全身の皮膚を剥がし、腕や脚の筋肉を取り出して動きを見せ、頭蓋骨を開け、脊髄から足先までの神経を取り出して見せます。

というわけで1巻目の紹介をしてみますが、ぐろ〜んな画像が出ますので、耐性のない方は注意してくださいませ。




博士が数回会ったことがあるという55歳の男性の遺体を解剖することに。生前から科学の啓蒙に熱心な人で、ぜひ解剖学の学生のために遺体を使って欲しい、と言われていたとのこと。ちなみにスタジオで見学しているのは、そういう学生たちおよび献体登録者たち、らしい。遺体は天井から首の部分を吊ってある。顔はプライバシー保護のため(というか表情を隠すためじゃないかなぁ)にマスクを被せてある。ハーゲンス博士はなぜかずっと帽子を被っている。まずは皮膚を剥がす。ここから切ってくよー、と博士(DVDは字幕あります)。



剥がされた皮膚。ずるり、という感じでむけて、1枚につながっている。見えてるのは頭部(毛が生えてますね)-肩部。黄色いのは皮下脂肪。ほんとうに簡単な感じで剥がれたので、なんか前処理をしてあるのだと思う。そうでなければ走った衝撃で皮膚とかずれちゃうのではないか。



「生きた標本」とか博士に言われてたデニスさん。実習生、だと思う。立派な体つきである。イケメンだし。しかしフリチンである。モザイクとかないです。落ち着かない。横の女性は実習生のジュリエットさん。博士が奥で腕の解剖を続けている間、デニスさんの腕に筋肉の絵を描いているところ。スタジオで衆人監視のなかで素っ裸で隣に女性がいて腕に触れてるなんて。……無理だ無理無理。自分にはできません。



博士、切り取った腕の筋肉を引っ張ってみて、ほら指が曲がりますねー、とかやっているところ。なんか楽しげな感じ。しかし本当にリアルに動く。当たり前かもしれないけど。それにしても鶏肉っぽい。



博士はふとももの筋肉を解説中。しかし、遺体は男性なので、いろいろ映っている。すごく…ブラブラしています…。落ち着かない。で、たぶん皮膚を剥いだので実際よりも長く見えているのではないかなぁ、と思う。あと袋がないのはとても頼りない感じ。中はあんな細いものでつながってるのか。ひっぱらないで!とか思う(引っ張ってません)。



頭蓋骨をノミで! あらかじめかなりの部分は切ってある。スタジオにノミをハンマーで打つ音がキンキン響き渡る。あとミシミシいう音。



うーんもうちょっと切らないと駄目だなー、ってことで結局電動カッターが持ち出されたりして。



脊柱を裂いて脊髄取り出し中。みょーん、と引っ張られている。遺体の頭部はいったん頭蓋骨を外して脳を見せてからまた戻して固定してある。



取り出した神経を生きた標本デニスさんの体に並べて確認してみる。後ろのモニターには足先が映っている。綺麗に取り出したので上から下まで1本につながっている。しかし博士が右手に持っている脳は実は別の人のもの。これの前に、肉屋に置いてある機械で脳をスライスして見せるシーンがあった。それに使った脳はあらかじめ固める加工をしてあったやつだと思う。実際の脳はぷるぷるだった(色が違うのでうどん玉には見えなかった)。


第2,3,4巻はそれぞれ「循環器」「消化」「生殖」ということになっており、きっともっと内臓ドバーンな感じだと思います。結構見るのは気合いがいります。なんか体がかゆくなってくる。