すべての夢のたび。

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妊婦じゃないから恥ずかしくないもん!

 女性が妊娠していることを周囲に知ってもらう「マタニティーマーク」。政府の少子化対策と時期を同じくして各地で配布が始まった。だが、「マークをつけていても、電車で席を譲ってもらえない」のが大方の現実のようだ。妊婦を守るはずの切り札は、なぜ機能しないのか。


ごめーんマジスッゲー疲れてるんで、ほんと体調最っ悪だし、ちょっと勘弁してくださいよ寝てるフリじゃないんだうあああああああああマーク」もほしいところ。男女同権。

 マークはキーホルダーのタイプなら直径5センチ程度。もっと大きくすれば目立つかというと、「大きくすると妊婦は恥ずかしがる」(母子衛生研究会の神谷克也さん)という女性心理もあって、これは難しい。


大きくすると妊婦は恥ずかしがる」。ここだけ抜き出すとなんかアレです。それはともかく、マタニティーマークとか見たことないよなぁと思うわけですけど、こう、座ってる目の前におふとりあそばした?女性がいらっしゃった場合、果たしてこれは妊婦さんなのか、それともただの(ryなのか、とか思ったりするわけですよ。席を譲ったら実は妊婦じゃなくて怒られた云々は実話なのかネタなのか都市伝説なのか。かと言ってじゃあ、このひとマーク付けてるかな??ってじろじろ眺め回すなんてのもないじゃないですか。でも大きくすると恥ずかしがるらしいし。

きっとたぶんスタート地点でなんかボタンの掛け違いがあるからうまくいかないのだろー、とは思う。どうすれば? とにかくもう、妊婦っぽかったら席譲る!!で、譲られた側はたとえ妊婦じゃなくてもありがたく座る!!で、なんかうまく回りそう。譲られて別に損ないしねー、と思ったけど不妊症なんですけどって人たちが傷ついてしまいましたということになりそうだ。いや今のマークだけでも充分シゲキしてそうだけどね。

 NPO法人「チャイルド&ファミリー・フレンドリー・コンソーシアム」の岸まゆみさんは、「妊婦に優しくすることで、ほかの不自由な人も暮らしやすい社会になるはず」と話す。自分が妊婦だったら、という想像力と思いやり。多くの人にとって、こうした意識改革が求められている。


想像力。むずかしい。自分なら、マタニティーマークを付けるだろうか? 「わたしはよわいいきものです」ってわざわざ自分から主張するだろうか? ぼくが悪い人間なら、妊婦からであればそうでない人からよりハンドバッグが奪いやすいのではないか、と考えるかもしれない(実は妊娠すると握力が非常に強くなる、という話は聞いたことがない)。それよりなにより、「うん、妊婦がすき」ってフェチの人とか「妊婦もふとめの人も好き」って人とかもいるじゃん(後者はマーク不要そうだけど)。ねーどうなんでしょう。マーク付けるのかな。想像力がすごくだめ?


ところで、少し前に“太り”という用法を思いついたので脳内で使っています。このまえ、「ウエスト」というよりは「直径」といったほうがふさわしいのではないか?というクラスの人を見たのですけれど、そのような時に「あなたはすごく太っていますね」と言うのではなくて(言わないけど)「あなたの太りはすごいですね」とか「あなたはすごい太りと共にありますね」とか、そんなふうに使うもののようです。



ご参考:このようなものらしい、おぼえておきましょう。