すべての夢のたび。

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「お詫びいたします」は謝罪の言葉か?

 10日の天皇・皇后両陛下のご成婚50年で、麻生首相は三権の長を代表してのお祝いの言葉でまたもや失態を演じました。繁栄を意味する「弥栄(いやさか)」を「いやさかえ」と言い間違えたのです。宮殿の「松の間」で両陛下の前に一歩進み出て、紙を見ずに祝辞を述べたのですが、国のトップが国民の象徴に対してこれでは情けない限りです。歴史的な誤った日本語事例として残ってしまいました。

★上記、記事において「歴史的な誤読」と評したのは撤回します。また、その後  に調べましたら、歌舞伎の演目などに「弥栄」を「いやさかえ」と読む例もあり ました。麻生首相がそうしたことを踏まえて、慣用表現の「いやさか」ではなく 「いやさかえ」と天皇・皇后両陛下へのご祝辞で申されたのであれば、当方の誤 りです。礼を失しました。訂正しお詫びいたします。


続くレスで「謝ってない」と散々ツッコまれているのですが、「お詫びいたします」という言葉自体でお詫びしたことになるものなのでしょうか? ぼくが会社でお詫びメールを書くときなら「お詫びいたします。申し訳ございませんでした」あたりにはしますね。それとも「礼を失しました」が謝罪なのかな。

まぁ、「歴史的な誤った日本語事例」とまで言っておきながら、「そうしたことを踏まえて」「申されたのであれば」とか、追記部分がいかにも言い訳がましいのは明白なので、ツッコまれるのも仕方ないかなとは思います。

TVや新聞の衰退について最近いろいろ言われてますけど、半分以上自分たちのせいなんじゃないかなぁという気はします。マスコミ各社共同で首相の言い間違え指摘を専門に行う機関を立ち上げることにして、各社はニュース報道に徹してはいかがでしょうか。