すべての夢のたび。

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非実在高齢者問題

100歳以上の高齢者が所在不明になっている問題で、北九州市の北橋健治市長は4日、昨年9月に敬老祝い金を支給した際に本人と会えなかったケースを対象とする安否確認調査を始めると発表した。

市長によると、昨年の100歳以上の祝い金の受給対象者は487人だったが、約4割は市職員や民生委員が本人と接触できなかった。

調査はこれらの高齢者を対象に、市職員が各家庭を訪問するほか、病院などの施設に入っている場合は電話で所在を確認する。


やー、生きてれば111歳の即身仏が見つかったときはまだ面白ニュースで済んでたんですけど、なんだかだんだんとんでもないことになってきましたね。ひとつの市で100歳以上の4割が所在不明とか? もし全国的にもそんなような割合だったら……日本人の平均寿命がいくらか短くなってもおかしくないかも知れません。高齢者行政に影響出ますよね。

年金の不正受給を行う目的の他にも、例えば選挙の不正投票も出来ますよね、これ。国勢調査の時とかどう答えていたんだろう。いや、そもそも死体はどうしてるのか。最初のケースでは家の中にミイラがあったわけですが、ふつうなかなかそんな風にはできないだろうと思います。しかし、ならどうするのかというのが解らない。田舎の方ならどっかに埋めて来ちゃうのかもしれませんが。あるいは、身元不明の死体とかそういうのの中に混じっているのか。

 東京都内で最高齢とされる杉並区の古谷ふささん(113歳)が所在不明となっている問題で、都が先月まで50年間にわたり、古谷さんに対して「遺族扶助料」と呼ばれる手当を支払っていたことがわかった。


はあああ?って感じです。おめえいいかげんにしろよと。今年の東京都の遺族扶助料の平均額は125万円だそうです。このケースでの50年分の合計額は数千万円になるらしい。なーんだかなー。2年に1度調査票を記入しないと支払われず、昨年3月の調査ではちゃんと記入され返送されてきたそうですから、こりゃ完全真っ黒ですね。いやー、こういうの、どれだけあるんだか?

若い世代は、怒っていいですよね。ただでさえ不公平感の大きい国民年金の保険料を、非実在高齢者の分まで支払っていたなんて。100歳以上を調査とか意味不明なことをせず、年金を受け取っている人の全数を調査するべきでしょう。「接触できなからいるかどうかわからない」とかいう馬鹿な言い訳はやめて欲しい。接触できないなら「いない」んですよ。いる人に、払う。いない人には、払わない。当たり前ですよね?