すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

『ノルウェイの森』観てきた

ぼくはそこそこ村上春樹好きで、とくに、これの原作は3回は読んでます。

恋愛モノの公開直後なのに空気を読まずど真ん中の席を取ってしまいました。「女男僕男女」のような座席配置になるだろうことを予測していったのですが、実際には「婆空僕空女」となりました。左側は介助の人がいないと歩けないくらいお年を召した方。右側はお子さんいそうなご婦人。両隣は空席。カップルなんていたっけ?状態。たまたまだったのでしょうか?

両隣空いてるし、感動の大作で泣いちゃってもそんな気恥ずかしくないな!と思っていたのですが、映画の方は淡々と進み、グッとくるようなシーンもこれといってなく、なんとなく終わりました。文学的な作品なのかもしれません。右のご婦人はハンカチで目を押さえてましたが。

感想は他の人にも聞いてみたいです。村上春樹を好きな人と、知らない人に。好きな人はたぶん、あの独特のセリフ回しも好きなのだろうと思いますが、ではあれらが現実の場で喋られるといったいどういうことになるのか、それをイメージできているでしょうか? ぼくはできていなかった。ぼそぼそと話す松山ケンイチを見て、あれ、こんなふうになっちゃうのかぁ、という感覚を最後まで捨てられなかった。難しいですね。知らない人にはいい映画だったのかもしれません。緑は可愛かったです。ハツミさんは綺麗で、そして怖かった。直子は、うーん、他に直子を演じられる人がいるだろうか、というと疑問ですが、うーんうーん。

もしかしてヘアスタイルに全ての問題があったのかも?