すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

エスプレッソ・ブック・マシン

当社オンデマンドでは、でき上がった本を手にするとぬくもりを感じます。製本時の糊付け・乾燥後の余熱ですが、それ以上に、待ち焦がれた本を手にしたうれしさに、気持ちも暖まります。また、通常は目にすることができない製本過程は、見ているだけで少年時代のようにワクワクしてきます。
三省堂書店は、本と一緒に「ぬくもり」をお渡しします。


注文した本をその場で製本。電子書籍のある意味反対側にある感じで面白いです。いよいよ明日からサービス開始。洋書はなんと300万冊あるそうですが、和書は最初は2000冊程度らしい。明日からラインナップが公開されるみたいですので、もし面白そうな本があったら土曜日にでも試しにやってきてみます。

この「エスプレッソ・ブック・マシン」、ちょっと検索したら、本体約10万ドル(プリンタ別)らしい。つまり導入で軽く千万円以上掛かっているはず。それで一冊売っていくら儲けが出るのか知りませんが、元は取れるんですかね…。遠い道のりのような気もします。これ目当てで客が来てくれて他の本も買ってくれればいいや、という話なんでしょうか。