ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは，都内で「PlayStation Meeting 2011」を開催し，“PSP2”と呼ばれてきたPSP後継機を「NGP」（Next Generation Portable，開発コードネーム）として予告した。5インチ，解像度960×544ドットの有機ELパネルを搭載した次世代ポータブル機は，Wi-Fi＆3G対応が大きな特徴。NGP専用カードをメディアとして採用する。
Next Generation Portable、噂になっていたPSPの後継機がついに発表されました。スペックは事前に結構予想されていたんですが、ほぼその通りの、てんこ盛り/「ぼくのかんがえたすごいPSP」状態になっています。
本体サイズは現行機より一回り大きい(厚さは同じ)、画面解像度はタテヨコ2倍の960×544の5インチ、贅沢にも有機ELパネルでマルチタッチ対応。おまけに背面もタッチパッドになっています。アナログスティックは左右に装備。前面と背面にカメラ、GPSに加速度センサーにジャイロに電子コンパス。無線LANにBluetoothになんと3Gも対応、そしてCPUもGPUも豪華に4コア！となっています。
ていうかこれ、CPUはARM系だしGPUはPowerVR系ってことで、ぶっちゃけ画面解像度を除けばハイスペックiPhone4ですよねw 3G入ってるし。iPad2でも噂では2コアらしいので、性能的には更にその倍を伺えるものになってます。
そして発表会で各ソフトハウスの言うには、「PS3のゲームが簡単に移植できる」。実際わずかな期間で作られたらしいNGP用のデモがグリグリと動きまくってました(4Gamerの他の記事で動画が見られます)。HDMI出力があると書かれた記事もあるのですが、それがほんとだとすると据え置き機の立場はどうなっちゃうんでしょうか。PS3並のゲームが遊べたら外でも内でもこれ1台で済んでしまいます。家に戻ったらHDMIで繋いで大型TVでやればいいわけです。まぁうちのPS3はtorne録画とBD再生というとても重要な役目を負っているのですが。
そしてそして。なんと発売は、年末！ ここで椅子から落ちたよ。年末っていったいいつよ。いや〜NGPすげーわこりゃ3DSｵﾜﾀわ、妊娠顔面アクアブルー……！(＝任天堂信者の皆様方お顔が真っ青でございますわよ……！)と思ってたんですけどね。ないわー。
