すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

誰より早くパクらせて

早くも泥沼の様相になってきたアップル対サムスンの「似ているのはそっちだ」訴訟について。サムスンがアップルに対し、次期iPhone(iPhone 4SだかiPhone 5だか)および次期iPad(たぶんiPad 3)を提出するよう、米サンノゼ地方裁判所に求めています。リンク先 This is my next では申立書類一式が公開中。おさらいしておくと、両社の争いで火蓋となったのは、アップルがサムスンの Galaxy S 4G、Epic 4G、Nexus S、(初代)Galaxy Tab に対し、iPhoneとiPadの「ルック & フィール」の模倣と関連特許の侵害を訴えたこと。サムスンは特許侵害訴訟で反撃を行いましたが、先週にはアップルが再び攻勢に転じ、結果として米サンノゼ地方裁判所がサムスンにGALAXY Tab 10.1、GALAXY Tab 8.9、GALAXY S II、Droid Charge、Infuse 4Gのサンプル提出を求めるという結果に繋がっていました。アップルは未発売のものを含むこれらサムスンの新製品群を確認することで、さらなる訴訟や販売差し止めを検討できるという状況です。


昨日は北の小さな変な国の話でしたが、今日はその南にある変な国の話。iPhoneやiPadのモロパクリのデザインをした製品を売りまくって、人として技術者として恥ずかしくないんだろうか?というのが不思議だったのですが、今回「あ、恥ずかしくないんだ…」というのが確認できました。個人的には連中の脳内の思考様式の提示を求めたい気分です。

一方でサムスンはアップルにとって重要なパーツ供給者でもあるわけですけど、今後どうするんでしょうね。それはそれでビジネスとして関係を続けていくのか、それともアップルは他から調達できる目処でもたったのでしょうか。