すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

ぼくの一票は結果を変えない

「自分が選挙に行こうが行くまいが選挙結果は変わらない。自分の一票が結果に影響を与える確率は非常に低い。だから選挙には行かない。投票する意味がない」

こういう類の言説を時々耳にします。というか、昨日か一昨日も聞いた。そのときふと、逆もあるな、と思ってしまったんでした。選ばれる側もきっとそう思っているだろうなって。こいつの言うことを聞こうが聞くまいが、こいつが生きようが、死のうが、私の議員生命にはなんの影響もないだろうし、世の行く末もまるで変わらないだろう。だから、無視してもいい。

そういうのってあると思う。だから、意見は束にしなくちゃいけないんですね。そして票もな。


ほかにも、俺の一票意味無し系言説に抗し得ることばはないだろうか、考えてみました。

「あー、じゃ、ぼくひとりがここでゴミを捨てたって別に街の美観にはほとんど影響はないから、捨てていいよね?」とか。

「なら、お前がこの先生きてたって世の中にいい影響を与える確率なんてほとんどゼロなんだけど、なんでいますぐ死んでしまわないの?」とか? うん、そうだ。もしかしたらお前の一票のほうが世の中に影響を与える確率が高いぐらいかもしれないw


ぼくはもっと(若い世代の)投票率が上がればいいと考えてる人なので、いろいろ考える。でも振り返ってみれば、ぼくはぼくの一票が結末を変えるかもしれないから投票に行くわけじゃないんだよな。行く理由と行かない理由は非対称なんですね。

ていうか、一票うんぬんはたぶんただの言い訳なんだと思う。ほんとは単にめんどくさいとかそのへんの理由なんだろうけど、言うに恥づかしいのでそれらしい理屈で覆い隠してるだけ。それか、なんとなく。ぼくも実は行く理由はなんとなく程度かもしれない。