すべての夢のたび。

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未来のない国

 AIJ投資顧問の年金消失問題を受けて厚生労働省が全国558の厚生年金基金の運用態勢を調査した結果、資金運用に携わる役職員2065人のうち9割が過去に資金運用の経験がなく、証券アナリストやファイナンシャルプランナーなど資産運用関連の資格を持っている人はわずか2%でした。


今日いちばんウケたニュースです。例の投資顧問の問題ははぜんぜん特別な話じゃなかった。そもそも厚生年金基金で運用をやってるのは素人ばっかりでした!っていう。そんな人たちに大切なお金を預けてたんですね。いやー、詐欺やってるのは国と一部投資顧問だけかと思ってたけど、違ってた。

 厚生年金基金の積立金を原因とする企業の「倒産」が現実味を帯びてきた。AIJ投資顧問によって年金資産を失った厚生年金基金に加入している企業だけではない。厚生労働省によると、全国578の年金基金のうち、5割超の314基金で年間の年金支給額が掛け金を上回った(2011年3月期)。つまり、積立金を取り崩して年金の支給に充てていたわけだ。
 さらに、全体の約4割を占める212基金が自らの積立金がゼロで、国から預かって運用している「代行部分」まで積み立て不足に陥っていた。


もう笑うしかないです。年金と名の付くものは全部ダメそうですねw あーほんと、こういうのに毎月お金を払いたくないんですけど、給与天引きで持ってかれちゃうんですよね。まぁ暮らすのに困ってないし、年食ってもハナっから貰えるなんて思ってないし、そもそもそんな年まで生きてるつもりもないので、ぼくにとっては別にどうでもいいんですけど。

でもこれだけ希望のない未来しか見せられないでいて、それで少子化だの○○離れだの意欲に欠けるだのと若い人にみんな責任おっかぶせようとするのもすごいですよね。この国の若い方半分だけで独立したらどうだろうかw