すべての夢のたび。

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ガチャ規制

 携帯電話で遊べる「グリー」や「モバゲー」などのソーシャルゲームの高額課金問題をめぐり、消費者庁は、特定のカードをそろえると希少アイテムが当たる「コンプリート(コンプ)ガチャ」と呼ばれる商法について景品表示法で禁じる懸賞に当たると判断、近く見解を公表する。
 同庁は業界団体を通じ、ゲーム会社にこの手法を中止するよう要請し、会社側が応じない場合は、景表法の措置命令を出す方針。
 コンプガチャは市場規模2500億円を超えるソーシャルゲームで収益の柱の一つとなっているが、「射幸心をあおる」「子どもが夢中になり高額請求された」などの批判を受けていた。


今日の話題はこれかなー。スーパームーンより全原発停止なんかよりこれ、こどもの日だしねw

まぁそうなるよなぁ、というニュースでした。予想より早かったですが。うまく説明できないけど、これはダメだ、という気がしていました。麻薬のようにハッキリと悪い、誰にでも悪い、と言えるものではないけど。射幸心をあおる、という言い方がやはり良いんですかね。一部の、自分をコントロールしにくい人たちやこどもには、効き過ぎてしまう。

もちろん「グリー」や「モバゲー」も、ガチャを"素晴らしいもの"とは認識してないとは思うんですよね。中には洗脳されてる人もいるのかもしれないけど、胸を張れる商売じゃないと判ってるはず。当然、やり放題の世を謳歌していたわけではなく、いつか規制が入るだろうから今稼げるだけ稼いどけ、ってハラで、次の手はなんか用意してるだろうと思う。まさか今更慌てふためいてはいないでしょう。企画中のゲームのいくつかはやり直しになるとしても。

でも実は、ガチャの基盤となっているソーシャルゲームそのものも、なんか問題あるんじゃないのかなーと思ってます。切り離して考えるべきなんだろうけど、こっちはこっちで別の、でも同じような、人の弱いところを突いてくるタイプの問題があるような気がする。それはきっとTwitterやMMORPGにもあるような何か。すいません、任天堂あまり好きじゃないんだけど、この部分に関しては味方したい。

ソーシャル要素はゲームのスパイスとしてはいいと思うんだけど、それをメインに持ってくるのはダメな気がするんです。ゲームの面白さとは別の所で人を魅了しているのだと思う。心理学の研究でもしたほうが良さそうですもんね、ソーシャルゲームの売上を上げるには。