すべての夢のたび。

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サヨクの楽しみ



以前から「サヨクって生きててなにが楽しいわけ?」ということが疑問で、折にふれてそのことを考えていました。右寄りのぼくから見ればサヨクってのは「ロクなことをしない連中」としか映らないので、その行動原理がさっぱりわからないわけです。

しかし、この自分のツイートがきっかけになって、おそらくこうだ、いやきっとそうだ、ということを思いつきました。

ひとことに凝縮して言ってしまえば、右ってのは「俺は強い」なわけです。では、左の、これに相当する対となるひとことはいったいどんなものか? それはおそらく「俺はいい奴」だろう。考えたあげくにそこにたどりつきました。俺っていいヤツ、それを常に自分に言い聞かせているのがサヨクなのでしょう。「×国に謝罪する(俺っていい奴)」「○○者の権利を守る(俺っていい奴)」云々。

「俺はいい奴」vs「俺は強い」、これが左と右の本質です。そしてぼくは後者、というか右者のほうがいくらかマシだと考える人間なわけです。

なぜそう思うのか?

"強さ"というのは力です。時にそれは権力だったり暴力だったりする。物理的なものです。そしてわかりやすい。ニ者がたたかえば、強いほうが勝つ。勝ったほうが、強いとされる。客観的にわかるのです。

一方で「いい奴」というのは難しい。何を軸にするかによってそれは変わってくるからです。そして、「いい奴」の"良さ"は創りあげることができるわけです。たたかいに負けた人間でも、でも俺はこれこれこういう奴だからつまりいい奴!ほんとうは俺が正しい!と、勝利を捏造することができる。キリスト教っぽい。すると右はニーチェか。

"強さ"が客観的なものであるのに対して"良さ"というのは主観的なものです。ケンカに負けたのに「俺は強い」と言うことはできないけど、自分ひとりしかいなくても「俺はいい奴」と自らに心のなかで言い聞かせることはできますからね。そこが、狡い、とぼくは思うので右のほうがいくらかマシなんじゃねえか、と感じるわけです。

ただ、"良さ"を立ち上げるためにはまず頭が良いことが必要です。サヨクって頭良い人多いですよね。いや、頭が良い人が左寄りになっちゃうのかな? ぼくはそこをやっかんでいるだけかもしれません。右は頭良くないんで力に訴えるしかないわけですw

順番としては、まず右があり、そして左ができたんでしょうね。ほら、「国を愛する感情は自然なものだ」とか言うじゃないですか。自然なんていうキーワードが出てきちゃう。対して左は、教育の結果として後から植え付けられるものですからね。