何か難しいこと考え、煮詰まっているときには、一杯の水が問題を解決へと導いてくれるかもしれません。
コップ一杯の水を飲むだけで脳の回転が14％向上することが、イーストロンドン大学の最新研究によって明らかとなりました。この効果は、喉が渇いているほど大きいといいます。
水すごい！ 飲むだけで頭良くなる！という話。「コップ一杯の水を飲むだけで脳の回転が14％向上」なんてどういうことだ。と思ったら……
研究者によると、水を飲むことで「喉が渇いた」と感じるために使われていた脳の働きを打ち消し、脳の働きを別の思考に割り振ることができたため思考力が向上したといいます。これはコーヒーや紅茶でも喉を潤すことができるため、同様の効果を得られるといいます。
水じゃなくてもなんでもいいんじゃん。「喉が渇いた」という感じがなくなればいいわけですね。するとこれって要は、単になにか心配事みたいなものがあると作業に集中できないとか、そういうレベルの話なのでは……w
そう思いました。でもまだ続きがあった。
一方で、この水による脳の能力向上は必ずしも起こることはありません。難しすぎる複雑な問題に直面しているときには、水を飲んでも思考力が向上しないといいます。また別の研究では、水をたくさん飲むと脳の灰白質が縮小して働きが鈍くなることが分かっています。
難しすぎる問題だとダメ。飲み過ぎもダメ。「灰白質が縮小」とか、なんか怖いこと書いてある。
さらに別の実験では、十代の若者に自転車を90分間漕がせて約900グラムの汗をかかせてから脳をスキャンしました。このとき脳は萎縮して頭蓋骨から離れた状態となっており、老化と同等程度の脳の縮小が確認されました。しかしコップ2杯の水を飲むことで、脳は正常な大きさに回復したことが確認されています。
さらに怖いことが書いてある！ 水分が不足しすぎると脳が萎縮して「頭蓋骨から離れた状態」「老化と同等程度の脳の縮小」に！ 恐ろしすぎるw 適度に水分摂取が必要なようです。暑い部屋であーもうダメだーやる気起きねーとかダラダラしてしまうのも脳が萎縮してるゆえの思考だったのかもしれない。
ここ何日か涼しいですけどまだまだ夏はこれからだし、水分はきちんと取りましょう、という話でした。
