ホーミーという唱法についてご存知の方は多いと思います。1人で2つの高さの音を同時に出すような歌い方ですね。このホーミー、そもそも歌える人は喉の構造がちがうという、身も蓋もない研究結果が出たとのこと。
ロシア科学アカデミーの研究者は、この歌唱法について調査。その結果、元来のトルコ人たちが特殊な声帯を持っており、この声帯によって複雑な歌唱を実現していることを突き止めました。また研究では、ヨーロッパ人はネイティブトルコ人たちのような喉の構造を持っていないため、ホーミーができないことを示唆しています。
ホーミーを知って、ひとり部屋のなかでアーとかオーとかウーとか、やってみた人もきっといっぱいいるんじゃないかと思います。ぼくもですが。すべて無駄であったというわけです。突然の通告です。現実って厳しい。
いや待て、ヨーロッパ人はダメって書いてあるだけでアジア人については触れられてないな。そもそもこれモンゴルあたりの歌い方ですよね。ヨーロッパ人よりは日本人寄りですよね顔的に。喉的にはまだ望みはあるかもしれないな。