すべての夢のたび。

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マシュマロ食うか食わないか


こういうの、最近多いですよね。

マシュマロ実験て、「マシュマロいま1個あげるけど、ちょっと我慢したらもう1個あげる!」って子供にいって実験して、大半はもう1個もらえるの待たないですぐ食っちまった、ってやつなんですけど。

でもきちんともう一回じっけんしたら、どうも別の結果出てきたぜ?ってやつ。子供の素質じゃなくてさぁ、という。

そして、今回の研究は「貧しい家庭の子どもは将来への保障が裕福な家庭の子どもに比べて少ないため、2個目のマシュマロを得るためのモチベーションを得にくい」ということも示されています。貧しい家庭の子どもは「今日食べ物があっても明日はないかもしれない」という可能性が常にあり、経済的な理由から「買ってあげる」いう約束が破られることも考えられます。

一方で、学歴が高く裕福な両親を持つ子どもは経験から「大人は食べ物を所有するだけのリソースと経済的な安定性を持っている」ということを知っているため、「喜びを先延ばしする」ということが比較的簡単にできます。


キツい結果ですよね。子供の行動は親の環境で決まる。親が貧乏だと次の飯がいつ食えるかわからんので今食える飯を今食う。親が裕福だと未来は保証されてるので今食いたいのを我慢できる、という。

でもある意味「ですよねー」という結果ですよねー。これを見て、「なんでそうなるの???」というふうにはならない。順当な結果というか。ここらへんを外さなければ、よのなか大過なく生きていけそうな気がします。