すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

宇宙ゴミの捨て場


中国の宇宙ステーション、どっか陸地に墜ちたら面白いのにな!って思ってましたけど、ふつうに海に墜ちたようです。まぁ海ひろいからな。

それで、そういう場所があるって知らなかったんですけど。この星の表面には、海には、どっから行ってもすごく遠い、って場所があるそうです。まぁ地図見てたら、なんとなく、あのへんかな?って気はしますよね。南半球、オーストラリアと南アメリカ大陸の間くらい。

天宮1号が近くに落下したとみられるポイント・ネモは、人類が到達することが難しい到達不能極の1つに挙げられる地点です。陸上では「ユーラシア到達不能極」や「南到達不能極」などがあり、海洋の「北到達不能極」と並ぶのがポイント・ネモこと「太平洋到達不能極」で、南太平洋の南緯48.89度・西経123.45度に位置しています。最寄りの大陸は北のピトケアン諸島のデュシー島、北東のイースター島の属島モトゥ・ヌイ、南にある南極のマリーバードランドシプル島沖のメイハー島の3地点で、それぞれ2690kmも離れているため、仮に速力30ノット(時速約55km)の高速船で向かったとしても約49時間、つまり2日以上もかかります。

このように、ポイント・ネモは人間が船で到達することは非常に困難である上に、仮に到達したとしてもそこには何の観光スポットもありません。必死の思いをしてたどり着いても、ただ大海原を目の前に「ふむ、ここか」と納得して帰るだけではあまりに得られるものがないということで、この地点を目指す人は皆無です。しかし逆にいえば「地球上で最も人間が存在する可能性が低い場所」であるとも言えるため、「人工衛星の廃棄場所」としては格好のポイントと言うことができます。


なので、以前から、その辺に人工衛星を捨ててました……って記事は続いてて、ええー、って思ったんです。そんなところ(落下地点)までコントロールできる技術はあるんですね。数百機が、その辺に廃棄されてるらしいです。すごい。中国のやつがそこに墜ちたのは、はたして偶然なのか……って気もちょっとするんですけど、きっともともと誘導しやすいポイントではあるのでしょうね。


しかしこれだけ世界が発展してても、まだ人が行くのに遠い場所、があるってちょっとロマンですよね。まぁ思いつく。ロシアのどこかとか、アフリカの砂漠のどこかとか、南極とか、アマゾンのどこかとかですよね。人類がいなくなるまでに誰もこなかった場所、もきっとあるんだろうと思う。