すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

愛国者


リライアンス・Jioは、すでにインドの80%の地域で4G無線通信を構築し、2016年9月5日からJioネットワークをスタートさせており、2016年内についてはなんとモバイル通信を無料で解放するとのこと。2017年以降も月額149ルピー(約230円)という激安価格で提供する予定です。


インドって世界で中国の次に人口多くて、いま12億くらいでさ、でも増加率高いからちょっとすると世界一になりそうなんですよね。そんな国にくまなくネットワーク引けるって、物価安いのとこの人が超々ちょう大金持ちなのと、両方ないと実現不可能ですよね。

リライアンス・Jioの圧倒的なサービスを受けて、ライバルのモバイル通信社であるエアテルは3G・4Gサービス価格の80%オフに、ボーダフォンはデータ通信容量を70%引き上げるなど早くも対抗する動きが起こっているとのこと。リライアンス・Jioの価格破壊とも言える攻勢によって、インドのインターネットサービスは劇的に変化すると考えられ、今後、インドがIT大国としての存在感をますます高めることが予想できます。


いやいや、80%オフってのもそれマズいでしょ(笑)。それで利益出るって今までどんだけボッタクリだったのよ。でもこう、これで、いままでネットから隔絶されてた数億の人が世界とつながるってなったら、それすごいですよね。世界ぜんたいの数%が一気に知識化(ひどい言い方)されるわけですよね。そりゃ世の中変わる。ってかインドは一気に変わってくだろーなー。そもそもインドって英語圏だものね。いやこれからネットにつながる地域はどうなのかよく知らんですけど。

たった1人の人が国全体に影響を及ぼすって、まだできるんですね。ぼくも、とかは思わないけど。お金ないし。お金以外があるわけでもないし。

この子はいる


これはやばいでしょ。CGですよ。激しいリアリティだ。



去年はこうだったんです。1年前でも話題になってたけど、さらに存在感を爆上げしてきた。FFXVとかガンツ:オーとかサマーレッスン(笑)とかああいうのがあって、少し先行くと不気味の谷があって、それから谷を這い上がって実物がありますよね。そのさらに先にSayaはいる気がする。実物超え。これはもう絵画でいうハイパーリアリズムの領域ですよ。

この子が現実には存在しないなんて信じられない。それって悲しくなりません? こんなにいそうなのに、いないんですよ。死んじゃった人のことを考えるのにすこし似ている。

1年でこの差はなんでしょうね。1年前までは一生懸命モデルの作り込みをしてて、そして今日までの間は、製作者もこの子はいるって信じてそれに似せよう、近づけようとしてたんじゃないか? そうでもしないとここまでのものにならないだろって気がします。


やがてこういう子が映画に出たりするんでしょうか。俳優いらなくなるのかな。CGモデルとモーションアクターの組み合わせになって、年は取ったり取らなかったり自在で。何年経っても変わらないままで新作が出たりして。

Apple新製品


はい。ということでいろいろ出ましたけれども今回は見送りです。いや、いろいろってほどは出なかったのかな。iPhoneとApple Watchだけですよね。Macがらみはなかった。

iPhoneなんかは事前にほぼどんなものかわかってました。わかんなかったのはFelica使ったサービスがいつから始まるのかとか。来春などという噂もありましたけどすぐ始まるみたいで。これは意外だった。もっとも交通系だとSuica以外のたとえばPASMOなんかはまだ未定らしく、つまりはJR東日本の区間を含まない定期は使えない、ということになります。まぁいずれは対応せざるを得ないと思いますが。

Apple Watch Series 2にはGPSが入りましたね。これが何を意味するかというと、時計単体で位置情報が取れるので、例えばランニングに出る時にiPhoneを一緒に持ち歩かなくてもよくなった、ということです。あとで接続すればどこをどう走ったかというログは見られる。

あと時計にもFelicaチップ内蔵ですね。つまり、時計で自動改札を通ったりコンビニでの支払いができるようになりました。これは古いiPhoneとSeries 2の組み合わせでもokです。でもちょっと様子見かなぁ。左手の手首に巻いた時計でそういうことをする人、腰をかがめて体と手をひねって改札通ったりする人を見て「なんだあれ……」と思わなくなったら、でしょうか。もっとも、iPhone側とApple Watch側の両方に同じSuicaを登録することはできないので(それができたらひとつの定期券で2人が改札を通れてしまう)、入れるとしたらやっぱりiPhone側にしたほうがベターな気はします。


まぁ今回は、iPhone SE買ってまだ半年だし引越しもあるし、ていうかあまり惹かれないしということで見送りです。ジェットブラックはちょっと気になる色ですが、次の8を買う時に向けて、店頭でどのくらいキズつきまくりになるのか確認したいです。でももしかしたら、Apple Watch Series 2に本体がセラミックのモデルが出たので、iPhoneもセラミック+ガラスになるんじゃないかって噂も出てます。わりと新しい素材で製品出してくるの好きですよねAppleって。

言いがかられ


日本の寺社でもポケモン禁止の所ありましたよね。いわく、敷地内の何物も持ち帰り禁止であるとか、ポケモンよりホトケを捕まえろだとか。アメリカの教会でも進化論否定の観点からポケモン禁止のところがあるようです。ポケモンで言うところの進化は、ほんとは進化じゃなくて変態なんですけどね。まぁいいか。

それでこのインドの件が割とトンデモでね。

そもそもなぜインドでポケモンGOの禁止が求められているのかというと、インド人の3~4割は菜食主義者であり、殺生を避けるために肉・魚・卵などを食べないようにしている人が多く存在します。訴えが起こったグジャラート州は中でも菜食主義者が多いことで知られる土地なわけですが、実際にインドでポケモンGOをプレイしたユーザーによるとインド中に点在する寺院のほとんどがポケストップに設定されており、そんな菜食主義者たちが崇める寺院で「ポケモンのタマゴ」が出てくるのは、「ヒンドゥー教やジャイナ教への冒涜だ」と訴えを起こした男性は主張しているわけです。


おめえゲームをプレイしてねえだろっていう(笑)。ポケモンにタマゴは出てきますが、食べ物としてではない。本来の意味での、新しい生命のはじまりとしてのタマゴが出てくるわけです。別に菜食主義を否定しているわけでもなんでもない。それに対して菜食主義者をバカにしてるとか言い出すのは、お前こそがタマゴを生命ではなく食べ物として見ている不信心者じゃねーかよ!っていう。

しかも寺院が訴えたわけですらない。ただの「地元の男性」だという。うーん、ネタかな? ちょっと有名になりたかったとか。まぁ放置しておいていいでしょうね、こういうのは。なんでも、ものごとが大きくなると、逆張りする人が必ず出てくる。誰がどう見てもアウトなのに1人擁護する記事書いてブクマ稼ぐマンとかね。ちょっとの掛け金で乗っかれて大きな利益を得られるチャンスですからね。

なお、インドではTwitter上などでこの訴えが大きな話題となっており、多くのユーザーは男性の訴えを「くだらない訴えだ」と判断している状況。インドの元国務大臣であるシャシ・タルール氏は自身のTwitterアカウント上で「こんなくだらないケースで我々の司法制度を邪魔しようとするのはなんとも滑稽なことだ」とつぶやいています。


いやまったくです(笑)。

ポケモンの名所


これは単純にすごいと思いましたね。ポケモンGOは人の流れを変えることによって社会に影響を与えることができる。基本的にはある場所に人を呼ぶだけですけどね。

でもその力の使い方を工夫すればいろんなことができそう。人を呼ぶってことはその移動経路にも影響があるわけです。Nianticと地震の被災地が連携してイベントをやることも発表されましたし。また、人を呼ぶってことは大局的に見れば他の場所から人がいなくなってるわけです。人々がポケモンやってる間はTVの視聴率だって下がってるかもしれないし、ディズニーランドに湧く大量のポケモンがアトラクションの稼働率に影響を与えてるかもしれない。

そして東尋坊に配置された大量のポケソース(=ポケモンが湧く場所の通称。ポケモンはランダムに湧くわけではなく、湧く場所は決まっている)は、これが人為的なものであることを示しています。みんなはまるで自然現象であるかのように「東尋坊にはたくさんポケモンがいるんだって!」なんて話をしてますけど、そうじゃない。Niantic社内の誰か(もちろん日本人でしょう)が、この"自殺の名所"にたくさんポケモンが湧くようにしたら面白いんじゃないか、と考えたわけです。そのことはほとんど話題にはならないけど、ちょっと怖いことですね。もし日時場所を決めてそこにレアポケモンを湧かせることができたら。いえ、できるわけですけど、例えば渋谷の交差点に万単位の人を集めてしまうとか、きっと造作も無いでしょうね。


あと、このツイートに集まってるクソリプの嵐も面白かった(笑)。自殺したい人は他へ行くだけだから自殺は減らないよ!とか。ツイート主も、そんなん自分に言われても困るわ、って感じでしょうね。

ペフボトル


 東洋紡の6日の発表によると、新しい樹脂は「ポリエチレンフラノエート(PEF〈ペフ〉)」。オランダのバイオベンチャー「アバンティウム」と技術提携し、量産化を実現した。


 ペットボトルはわずかに気体を通すため、内容物の酸化が避けられなかった。PEFならば酸素は10分の1しか通さないという。樹脂の厚みを薄くしても性能が保てるため、容器の軽量化にもつながる。


ポリ/エチレン/テレフタレートでPETだったのが、ポリ/エチレン/フラノエートでPEFになるそうです。ペフ、力が抜けますね。酸素は抜けないそうですが。

「さらに、原料を全て植物由来に…」と続くのですが、朝日新聞なのでこの先は登録しないと読めません。もちろん登録なんかしてないのであとは何が書いてあるかわからない。なので東洋紡のリリースを見に行きました。



朝日の記事とはニュアンスが違いますね。大事なのは酸素を通さないことではなく、100%バイオ由来の原料で作られていることみたいです。うーむ、これが朝日的改変なんだろうか。

さらに検索してたらこんなのも見つかった。



3/15の段階では、オランダのアバンティウムはドイツのBASFと「合弁事業の設立に向けて他社を交えない交渉に入る趣意書に調印」していたようです。でも結果としてBASFの役割は日本の東洋紡が負うことになったようなので、そっちとの交渉は失敗に終わったのかもしれません。そこまでは追ってないですが。


さて、酸素を通しにくい素材ということで、新しい飲料のボトルの登場が期待できそうですが、と考えて……酒?くらいしか思いつかなかった(笑)。醸造酒であるビールや日本酒のペフボトルが出てきたりして? 蒸留酒の焼酎はもうペットボトルのありますけどね。でも日本酒は紙パックのあるから酸素とかあまり関係ないのかな。

いまさらトロッコ問題


途中で切れてるな。"【悲報】トロッコ問題で「5人の命を助けるために1人を殺してもよい」選択肢を選ぶサイコパスが89%もいるという事実"です。


で、サイコパス呼ばわりされてもますけど正解はそっちがわじゃないかと思うんですよね。5人を助けるために1人を犠牲にする。それを「殺しても"よい"」って言われると少し抵抗を感じるけど、取るべき選択肢はそっちだと。

トロッコ問題はパラメータが少なすぎるんですよね。合計6人はどんな人たちなのか何も解説がないし。例えば1人のほうが死刑囚だったらとか、人間国宝だったらとか、自分の配偶者だったらとか、そういうので選択肢は変わりうる気がするんですけど、なにも属性がない。

でも属性がないということは逆にすべてが等価値だってことだから、やっぱ1人を犠牲にするほうが害が少ないと言えるでしょうね。これが子牛だったら解りやすいんじゃないでしょうか。子牛1頭50万円として、一方にトロッコが突っ込んだら250万円の損害、もう一方なら50万円の損害、となれば誰も何も悩まないでしょう。

そして実際トロッコがそこまで迫ってたらいまさら5人と1人の人となりを調べてる時間もなさそうだし、やっぱり人数だけに着目するしかないんじゃないですかね。

自分の意志で選択したら責任を負うことになるからな
何もしなければその5人が死ぬのは運命だったと、無関係でいられる
それが仮に5億人だろうが5兆人だろうが変わらない


これはありますね。責任を負うのがいやだと。ここだけ克服できればみな躊躇なく1人にぶつけるほうを選ぶのではないでしょうか。それか、何もしないことにも責任を発生させられるか。それもできなくはない気もします。