「著作物と著作権」の関係は、「脳と心」の関係に似ている。
- 著作権も心も、現状はだれも見たことはない。しかし、一般的にはそういったものが存在することになっている。
- 脳をどれだけ切り刻んでも心を取り出せないのと同様、著作物から著作権を取り出すこともできない。
- わたしの著作物に著作権が存在するのは、これはもう火を見るよりも明らか、まったく自明である。みなこれを尊重すべきである。しかし、他人の著作物となると、いまひとつ著作権の存在がはっきりしないというか、本当にそんなものあるのか? 見えないものに敬意を払うことなんてできないな。
- 要するに、それが見える人と見えない人がいる。
- そして、侵害したのしてないのと相談したり議論したり裁判したりできる。
- これらに対する意識の高さが、文化的国家の尺度とされる。(つまり、途上国では軽視される)
- 脳死=著作権切れ。どちらもその判定は人為的に行われる。
- 脳死/著作権切れになったとたんに人がわらわら集まってきてバラバラにされる。
著作物を作った時点で著作権は自動的に発生するとされている。ロボットを作ったら心も発生するとしておけばよい。