すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

「で、みちアキはなんでそんなのと結婚したの?」

結婚ていうのは、ひとりで気ままにやっていた生活のなかに、突然へんな人がいやおうなく入り込んでくるもんなんだ。靴下を脱ぎ散らかしていたのを怒られたり、食器の配置が自分のやり方と違っていたり。そういうものを数えあえていけば受難でしかない。でも人間ってのはそういうのを乗り越えてこそ成長するもんだ。結婚は成長の一過程でもある。同じような自分のコピーと、しかも隣の部屋で生活して成長できるか。


ぬるい。あんまりぬるすぎて風邪を引きそうです。

いつだったか、渋谷に買い物にでかけて、用事が済んだので家に電話したんですよね。今から帰るって。したらなんかすっごい不機嫌なんですよ。「ん」とかばっかりでほとんど喋らないし。「???」と思ったんだけど、家に帰っても不機嫌状態は継続してて。なかなかその訳を話そうとしなかったんだけど、不機嫌なままでも困るので問いつめたら、「……あたしが渋谷を嫌いなのは知ってるでしょ?」だって。はぁぁ!? 意味ワカンナイ……たしかにそう聞いたことはあるけど、「渋谷が嫌い」に「渋谷から電話されることも嫌い」まで含まれてるなんて思わない……。

ってゆうような人と何年も暮らしてぼくはどんな成長をしてるんだろう。なにか役に立つことを学んだのかなぁ。性格丸くはなったかもー。えっと、靴下脱ぎ散らかしどうこうとか、食器の配置どうこうなんてのは、乗り越えるべき受難のうちには入らないんじゃないかなー、と思います。まぁ例としてあげたんでしょうけど、それにしてもそれが例に浮かぶ時点でぬるい。ぼくは上で挙げたようなのがまったく日常だった生活のあと、2年も1人で暮らしてまだ疲れが取れてない、ってわけですよ。

あと「成長」がキーワードみたいですけど、それって相手の視点がないですよね。まぁ相手も成長目的で結婚するんだということを確認済みなら問題ないんでしょうけど。ぼくも自分は成長するだろうとか当初は無邪気に思ってましたけど、「あたしを付き合わせた」「道連れにした」「実験台にした」って最後まで責められましたよ。


追記:kanose氏が過去ログ検索お薦めと書かれてるので、こちらでもどうぞ。暇な土曜日のために。