神保町→秋葉日記

「第47回神田古本まつり」でした。意外なほど混雑していた。自分は古本は買いませんが（理由：新刊で手一杯）、本のためにこれだけの人が集まるってのはなんか希望だなー、とか思った。人ごみは好きだけど苦手なので早々に退散って感じです。

しかし写真はすずらん通りの「第16回神保町ブックフェスティバル」。古本まつりのつもりで撮影したんですが。両者がどういう関係なのかはよくわかりません。こっちもふつうに古本売ってるしな。

さてー、今日買ったものは？

名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題

先日買った高田明典氏の『現代思想の使い方』の巻末にはブックガイドが付いており、そこで強力にお薦めされていたので早速購入。

この『名指しと必然性』では、非常に難解な議論を展開しているわけだが、説明は極めて平易で、異様なほどわかりやすい。現代哲学の専門書籍で、これほどまでに「明快」かつ「平易」に語られているものは、ほとんど存在しないといえるのではないだろうか。「言語」に興味を持っている人であれば、必読。後悔はしないはず。

非対称の起源―偶然か、必然か (ブルーバックス)

ふつうのブルーバックス2冊分の厚さがある、のでまだ半分しか読めてない、ので非対称性の核心には至らずトリビアばかりが増えている状態。知ってましたか？ 内臓が左右逆の人はじつは1万人に1人はいるそうですよ。それどころか「両方とも右半身」という人すらいるらしい（心臓とか腸とかどうなってるのか）。 あと「どうやったら宇宙人に言葉だけで左右を説明できるか」も回答があったんですね。

意識は科学で解き明かせるか―脳・意志・心に挑む物理学 (ブルーバックス)

新刊ではないですが、存在を知らなかったので買ってきた。天外伺朗&茂木健一郎コンビ！ってだけで買うっておまえどんだけソニー好きなんだよ、みたいな。なんのことやらな人は各人のキーワード説明をどうぞ。「ソニーの超能力研究を推進していた人の一人ともいわれている」ってほんとかよ。

まんカス

画太郎先生は多くのものを赦されているのだと思う。

花粉少女注意報! (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

アフタヌーンでくじアンを描いておられる（らしいが読んでないのでよく知らないぞ、の）小梅けいと氏の成年向コミック。これは買って良いでしょう（成年は）。ねこねこマシンはプレイしたほうがいいんですか？

デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

渋谷のタワレコでなんかやってるらしいですよ。

Chercher ~シャルシェ~ (初回限定盤)(DVD付)

アニメ『マリア様がみてる』サードシーズンのEDをなんとKOTOKOが歌う。これはすごいです、「今野緒雪先生作詞のエロゲEDテーマ」にしか聞こえません。名場面CGとともにクレジットが流れるのまで見えるようですよ。