すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

iPhoneのモノ性

ペットボトルのお茶「伊右衛門」にいまオマケで付いてるミニ巾着袋にiPhoneを入れるのがちまたで流行みたいです。ぼくもさっそくお茶を買ってきました。これがほんとに、あつらえたようにピッタリ。かわいいし、作りも妙にしっかりしているので、ちゃんとパッケージングして家電屋のアップル製品売り場に置いたら単品で売れてしまいそう。しばらくこれ使おう。全8色なのでもう何本か買ってこようと思います。

ぼくはiPhoneのケースはほかに、バズハウスデザインのフェルトケースバード電子のラヂオケースを持っています。どちらもiPhoneをそのままで収納し、使うときは取り出すタイプ。プロテクトするケースとか保護フィルムが嫌いなんです。使ってるうちに傷がついて、パーソナライズされていく過程が良いんじゃないですか? たかだか2年程度しか製品寿命がないものを、使わなくなるまでピカピカに保つのが嬉しいのかなぁと思う。まぁ最初の傷を見つけちゃったときはやっぱりちょっとショックですけどね。でも、それでやっと、あー自分のモノになったんだな、って感じがする。

iPhoneのカタチは最高だと思う。特に、裏側のプラスチック部分のアールが絶妙。あのふくらみがいいんですよ。iPod touchは薄すぎて、なんだか手が痛くなりそうな気がする。iPhoneはたとえて言えば、河原で見つけた「最高の水切りができそうな石」のような感じ(ちょっとおっきいけどね)。薄く、すべすべしていて、適度な重みで、ひんやりなめらか。しっくりと手になじみ、ずっとさわっていたくなる。ぼくはこっそりiPhoneを"slate"(石板)と呼んでます、心の中で。だからこの美しいオブジェをケースやらフィルムやらで覆ってしまうというのを、ほんとうにもったいなく感じる。それは言わば、コンドームを装着してのSEXしか知らない人を見るような気持ち。生が!いいんだよ!ナマがね!って言いたくなるんです。ごめんなさい。