すべての夢のたび。

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時間が止まるとはどういうことか

 アインシュタインは相対性理論で、強い重力場では時間の流れが遅くなると予言した。そして今回、アメリカ、コーネル大学の研究チームは時間を完全に止める実験に成功したという。光を曲げて時間の“穴”を作りだす手法で、少なくとも見かけ上は時間が止まるそうだ。


おおっ、なんかすげー!と思ったんですが……。

 この実験は、可視光線を屈折させて物体を見えなくする“透明マント”の研究成果に基づいている。光が物体に当たらず避けて通った場合、その光は散乱も反射もしないため物体は不可視となる。これが透明マントの発想だ。

 研究チームは、この概念を応用して時間の“穴”を作り出すことに成功した。ただし約40ピコ秒(1兆分の40秒)と極めて短い。

「光の速度を上げ下げして時間的な歪みを生じさせれば、時間領域で光線にギャップが生まれる。その瞬間に起きた事象は光を散乱させず見えないため、起こらなかったも同然になる」と、研究に参加したコーネル大学の物理学者アレックス・ガエータ(Alex Gaeta)氏は解説する。


ちょっと、ええ?っていう。"その瞬間に起きた事象は光を散乱させず見えないため、起こらなかったも同然になる"。それを「時間を止めた」と言ってしまっていいわけ?と、素人考えでは思うわけです。ちょっとなんかインチキ臭くないか?

でもこれ、素人に解る言葉だけを使って実験の本質を描き出そうとしてるからイメージがゆがんでる、みたいなことが起きてるんじゃないだろうか。それとか、こちらが古典力学的な理解しかできないから、相対性理論や量子力学だとあたりまえのことが押さえられないとか。例えば時間と空間は一体の"時空間"として扱わなきゃいけないのに、時間だけ切り離して考えてるから変なことになるのか?

いずれにしても、記事の中に意味が解らない単語がなく、理解出来ない概念もないのに、全体としては何を言ってるのかサッパリだという、すごい記事だとおもいましたw