すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

あたらしい著作権のはなし

 【上海=河崎真澄】中国国家版権局が「販売から3カ月を経た録音作品は、著作権者の許可なく使用できる」との条文を盛り込んだ著作権法の改正案を検討していることが分かった。インターネットからの楽曲ダウンロードや複製なども発売からわずか3カ月で自由に行えると解釈される。


ネタだと思ってたんだけど、産経が記事として載せてるんでどうやらほんとうらしいという。すげーな中国。著作権の概念を根本から塗り替えようとしてるんだな。

著作権が3ヶ月しかない国で、果たしてアーティストはCDを出そうとするのか。そこは気になる。買う方はどうだろう。3ヶ月待てば無料で手に入るものを急いで買う人の割合は如何程だろうか。

でも例えば、儲けようと思わなければ、10倍売れるなら価格を1/10にしてもいいんだよね。中国くらいの人口がいれば、そういう商売ができる可能性もあるのかなーと思う。母数がめちゃくちゃ多ければ、買う人の割合が少なくても、商売は成り立ってしまうのかもしれない。

今回のこれ、多分中国外のアーティストが中国でCD出そうとしたりダウンロード販売やろうとしても同じなんだろうな。ていうか誰も中国で売ろうって思わなくなるよね。でも……

 音楽業界では、「抜本的な著作権保護の法改正からほど遠い」などと反発が上がる一方、「せめて3カ月でも著作権が保護されれば立派だ」などと現状を皮肉った声も出ているという。


今だって勝手にコピーされて売られてるんだから、別に大して変わらないということなんだろうか。

その他にも、著作権は「国のものになる」って話まで出てるらしい。


中国の新著作権法・・・漫画・音楽・映画等の個人著作権を全て国有化! 中国のクリエイター完全にオワタ…・他 : オレ的ゲーム速報@刃


すごいなー。どうなってんだ。欧米からは絶対出てこない発想だなー。でも単に現状の追認なのかな。人民は国のものだから、人民の持ち物ももちろん国のものだ、ってことなのかも。