もうすぐ夏のコミックマーケットですが、今回は行かないことにしようと考えています。ここ10年超は無欠席だったのですが(2年くらい行かなかったことはある)。もし今回行かないことで、気分がすぐれない・落ち着かないなどの諸症状が出なければ、もうそのままコミケに行くことはやめようと思ってます。
行かないことにしようと考えた理由はシンプルで、ぼくはもうほとんど同人誌に興味がないらしいからです。以前は秋葉原のとらのあななどに週1くらいでは通っていたものの、最近は2-3ヶ月に1度とかそんなものです。そもそも、コミケで買った本すら、買った当日にしか読まない。あとはしまってあるだけ。そんな状況がここ2-3年続いていました。
このことを客観的に判断するなら、もう同人誌に興味がなくなったのだ、としか思えません。一部作家さんの本で欲しいものはあるのですが、それは秋葉原でも買えますしね。コスプレを見ることには元々興味ないし、企業ブースで買うものもほとんどない。これは、もう暑い思い寒い思いその他各種不快な思いをしてまで行く必要ないんじゃないかなぁと、そう考えました。
実際のところは、行きたいのか行きたくないのか、よくわからないのです。しかし、行くべきではない、それはわかるのです。『ノルウェイの森』の永沢さんが、自分がやりたいことでなくやるべきことをやるのが紳士だとか、別に紳士でありたいとは思ってないのですが、そう言っていました。やるべきことをやるほうが正しいとか考えているわけでもなく、どちらかといえばやりたいことをやっていたほうが人生楽しいよと一般的に言われている気もしますが、まぁなんかこう部屋にある触れられることもない同人誌の山を見ると、これってなにかおかしくね？とそう感じてしまうんでした。買うべきではないと。
他にも、改めるべきではないか、と考えられるものがいくつかあります。そういうの全部排除してったらつまんない人間になってしまいそうな気もしますが。どうなんでしょうね。
