ネコ用の人工血液ができましたーとのことです。
1. 背景
日本は犬猫飼育頭数1845万頭のペット大国であり1)、その数は人間の子供(15歳未満)の人口1,561万人(総務省統計局データ)をはるかに上回ります。ところで "あなたはイヌ派ですかネコ派ですか?" これまで日本で主流だったイヌの数は、2017年、ネコに追い越されました(イヌ:892万頭、ネコ:953万頭)。世界の犬猫飼育頭数を比べてみても、実はネコのほうが圧倒的に多く2)、地球上でペットとして飼われているネコの数は6億2500万頭と推計されています(イヌは4億2500万頭)。人気の軍配はネコに上がったようです。
なんか一言多いところを強調してみました。ふつうのプレスリリースにいらない部分。煽っていくスタイルだな。でもネコのほうが多いなんて意外ですね。まぁネコは散歩させないから見ないですしね。家の中にいっぱいいるのでしょう。
それで以下、この研究がどういった背景に基づき、どのような原理で実現され、どういうふうに役立つのか、とか延々書かれてるんですけど、一番の疑問は解消されませんでした。
なんでJAXAがネコの人工血液の研究してんだ……??
JAXA、Japan Aerospace eXploration Agency、日本の宇宙航空研究開発機構で、とりあえずネコ関係ない(笑)。どういう経緯でこれできちゃったのかなぁ。いえ、成果としてはすごいものなんですけど、なんでこうなったのか。宇宙ステーションにネコ連れてく気なのか。それはいいですにゃーん? それともこれでお金稼いで人工衛星いっぱい飛ばすつもりなのか。
そういや、ライカ犬は有名なのに、初めて宇宙へ行ったネコの話があまりにも知られてない!不当だ!って憤った人がクラウドファンディングでそのネコの銅像作るぜ!ってやってるやつにいくらか寄付したんでした。たまに報告来るけど英語なので読んでない(笑)。ちゃんとできるといいなぁ。