Windows XPのVistaへのアップグレードクーポン付きDSP版が販売開始になりました。DSP版とは、簡易パッケージのOSをPCパーツ等とセットで販売するものです。ショップオリジナルのPCにプレインストールすることなどを考えたもので、店頭でパッケージのOSを買うよりもかなり割安な価格設定になっています。
一例として、これで充分じゃないの？というWindows Vista Home Premiumの場合。
- 新規にパッケージで購入すると、31,290円前後。
- Windows XPからアップグレードすると、20,790円前後。
- DSP版Windows XP Media Center EditionをFDDとセット購入してアップグレードクーポンをもらうと、14,000円前後。（Vista送付には別途送料＋手数料要）
というふうになっています。つーか価格差ありすぎだろ、という感じですが。
ただし、DSP版には注意点があります。ひとつは、セット販売されたパーツを導入したPCで使用する、というライセンス条件になっていることです。しかしこれはFDD（フロッピーディスクドライブ／PCパーツの中ではもっとも安価な類）とのセット販売が認められていることでもわかるように、ごにょごにょ……まぁ黙認……なのではないかと思います。もうひとつは、「OSのサポート先が販売店になる」ということです。もちろん、Windows Updateができないってわけじゃないですが、なにかトラブルが起きてもウチ（マイクロソフト）は知らないよ〜、お店に聞いてね〜、ってことになるのかも知れません。
とはいえ、圧倒的に安いこと、XPからアップグレードした場合と異なり元のXPのライセンスもそのまま残ること、などを考えると、「自己責任において」購入するのはアリかなー、と思います。
他にもソフトバンク携帯の割引ほどではないですが諸条件がありますので、詳細は下記の記事をご覧下さい。
AKIBA PC Hotline! ： Vistaアップグレード券付きWindows XP DSP版販売開始
