すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

懲りない人・人

“ドブスを守る会”という動画が、ネット上で大騒動になっている。動画ではまず最初に、「今日の日本においては、ドブスが絶滅の危機に瀕している。(中略)ドブスを守る為の活動の第一歩として、わが国から消えゆくドブスの姿を収めた写真集を作り始めた。これは写真集完成までの道程を記録した映像シリーズである」とのテロップで趣旨が説明。立川などの駅前と思われる場所で、女性に声をかけ、“ドブスの姿を収めた写真集を作りたい”との趣旨を説明、さらにいやがる女性をカメラを片手に執拗に追い回す行動が収められている。

一部ネット上では、これらの作成者はおもに2名で、都内の大学生だとの情報が流れている。大手掲示板などでは「やりすぎだ」「全然、つまらない」「エンターテイメントにもなってない」などの批判的な書き込みが多数された。


今日はこればっかりだったような気がします。どこで? ぼくの観測範囲では。この手の炎上はたびたびありますが、今回のはなかなか酷いですね。

ぼくが不思議に思うのは2点です。ひとつは、いつもと同じ部分。ぼくも例えば街中を歩いていて、あ、あの娘かわいいなぁ、とかは思うわけです。つまり、かわいい人とあまりかわいくない人をきっちりと識別している。でもそんなのいちいち声に出したりはしないでしょ。それはぼくが道徳的だからというわけでは決してなく、そういうことを言うと、叩かれる。それを知っているからです。この3人はどの辺がバカなのか、そこには興味がある。まさか、知らなかったのか。それとも知ってはいたけど自分たちのことだとは思っていなかったのか。まぁ後者でしょうか? 実名まで出してやってるんだし。人は、誰もがみな最後には死ぬのに、それを自分のこととは思ってないですからね。後者のほうがありそう。例外はないんだよ、って、そういう教育をきっと小学校のころにやっておく必要があるんじゃないかと、そう思います。

もうひとつはこう。例えばぼくが同じことをやれと言われたら、きっとできないと思うんです。じつはドブス写真集を作っているんです。あなたピッタリなんでぜひお願いしますよ。そんなことをいいつつ嫌がる人をカメラで追い掛けまわす。無理だな。実際に相手があんまりかわいくない(婉曲表現w)のなら、演技でも、相手の了承があったとしても無理ですね。やっぱりさぁ、心の内を想像してしまったら、言えないですよ。口に出さないで思うだけなら、しますけどね。それはぼくは美しい心の持ち主ではないのでつい。まぁ言い訳ですが。しかしそれを口に出して言えてしまうってのは、すごいことですよね。ちょっとぼくには考えられない。相手の感情の動きが自分に入り込んでくるのを完全にシャットアウトできるんだろうか。同じ人間だと思っていたら言えない気がする。どうなっているのか、興味があります。


で、ネットは相変わらず、こういうのは叩いて良い、ということになっているので、容赦ない感じです。ぜんぜん関係ないのにねw そこの心の動きもちょっと興味あるかな。こういうのを晒して叩いて潰すのが、世の中のために良い、という理屈なんでしょうか。まぁ自分は安全なところに身を置いて好きなだけ叩くというのは楽しいですしね(このエントリもある意味そうです)。かく言うぼくもまぁ、ドブスと言われた女性には申し訳ないけれど、おもしろニュースのひとつという受け止め方です。誰宛にかよくわからないけどちょっと申し訳なく思う。