すべての夢のたび。

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生き残るということ

 震災から半月以上たっても、厳しい現実でさまよい続ける人たちがいる。11日の東日本大震災の津波被害に遭い、全校児童108人のうち約7割が死亡か、行方不明となっている宮城県の石巻市立大川小学校が29日、地震後初めてとなる登校日を設け、全校集会を開いた。


これ、地震関係で今まで一番心に来た記事ですね、個人的には。

 全校児童108人中、生存者はわずか34人。死者56人、行方不明者18人となった。児童を迎えたのも柏葉照幸校長(57)ただ1人。13人の教職員も、生き残れたのは3人だけ。やりたくてもできない卒業式と修了式の代わりの登校日は、全員での黙とうと、柏葉校長の話だけだった。


この3月まで一緒に勉強してきた仲間たちの、3人に2人があっさりいなくなってしまったわけです。それは、どういう経験なのか。圧倒的事実の前に言葉もないですね。先生方も10人も亡くなられてしまって。

しかし大人はまだいいと思うんです。なんか、ものごとに意味を見つけて与えることができるから。でも子供はねー。子供にこれは厳しすぎると思う。どうしたら、いいんでしょうね。「どうしたら」もないもんですが。せめてすこやかに、と願わずにはいられません。