あの自由と放埒の国、イタリアのシチリア島でデジタル式の時計が一斉に15分早く進むという謎の現象が発生、各所で「仕事に早く着いてしまう」という被害が発生しているそうです。
3週間ほど前、イタリア・シチリア島に住む電気技師、フランチェスコ・ニコシアさんはある奇妙なことに気づきました。いつも通り出勤しているのに職場に早く着いてしまう、ということが続いたのです。
時計の故障かと思い調べてみたところ、なぜか家中すべてのデジタル時計が15〜20分早く進んでしまっていることが判明。最初は家のだれかのイタズラかと思っていたのですが、職場の他の人達にも同じ現象がおこりはじめ、誰も遅刻しなくなってしまったのです。
さすがに不思議に思ったフランチェスコさんはもう1人の電気技師、アンドレア・デ・ルカと共にネットで事例を募集したところ、島中のデジタル時計が狂ってしまっているというとんでもない事実につきあたりました。
これはちょっと興味深いですね。あまり聞いたことがない類のニュース。いったいどんな原因でこういうことが起きるのか。
記事を読むと「周波数が安定しない電流がコンセントから時計に流れた結果」という仮説があるみたいですけど、ふつーデジタル時計ってクォーツ式なんじゃないんですかね。いくら電源が不安定だからって、それで島中の時計が「規則正しく狂う」なんてことがあるんでしょうか？
この手のニュースはなかなか続報が入ってこないので(数十日も飲食をしないで生きてるインド人のことを思い出している)、どうか究明結果を伝えて欲しいものです。
