雑な理解ですが、Windows標準のVR環境のようなもの、ということでいいんですよね。VRとARを含むものとしてMR(Mixed Reality)と呼んでいるようです。
良さそう、と思ってるのは3点。まず上に書いたようにWindows標準、Microsoftが定義したものなので、今後はVR(てかMR?)ヘッドセットとしてはスタンダードになっていくだろうこと。次に外部のセンサーがいらないこと。ヘッドセット自体にカメラが付いていてそれで動きを検出するので、Playstation VRみたいにモニタの上や手前にカメラを置く必要がなく、セットアップが楽であること。まぁケーブルは伸びてますが。あとひとつ、比較的低スペックのPCで動くこと。最低で、最近のCore i5と8GBメモリがあればよく、グラフィックボードは不要でCPU統合グラフィックでいいという。
この低スペPCで動くってのがかなり魅力に感じるんですよねー。いままでだとPCでVRやろうとするとゲーミングPCを用意しなくちゃいけなかった。安くても十数万円。しかしWindows MRならうまくすりゃその半分くらいで済む可能性があるわけですね。もちろんそれで動きの激しいゲームとかはできないでしょうけど、360度ムービーみたいなコンテンツならもっとずっとお手頃に体験できるかもしれないという。
それで各社いろいろ出してきてるなかに富士通が入ってきてるので、どうよこれってちょっと検討してたりします。今回デル、エイサー、レノボ、HP、富士通と5社がヘッドセットを出してるのですが、基本性能は全部同じでガワが違うだけ、価格も同程度、となると国産品のがいいのかなーという。ヘッドセット単体売りもありますしね。それでPCを安く組み上げれば……なんて考えてたりします。まー結局めんどくさくてこのノートPCセットになったりするかも知れませんが。
ところで先日買ったPlaystation VRですが、未開封です(笑)。実は届くとほぼ同時に片目が結膜炎っぽいものになってしまい、ヘッドセットを装着したりするのにあんまりよろしくないような感じになり、眼科に通ってるのでした。でもまぁふつうに考えて、これちゃんと治してPSVRでいろいろやってみてからWindows MRのヘッドセットを注文するかどうか決めるべきだと思いますよね。