ぼくはベーシックインカムを「うさんくさいもの」と思ってます。
国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという政策構想。生存権保証のための現金給付政策は、生活保護や失業保険の一部扶助、医療扶助、子育て養育給付などのかたちですでに多くの国で実施されているが、ベーシックインカムでは、これら個別対策的な保証を一元化して、包括的な国民生活の最低限度の収入（ベーシック・インカム）を補償することを目的とする。従来の「選択と集中」を廃止し、「公平無差別な定期給付」に変更するため、年金や雇用保険、生活保護などの個別対策的な社会保障政策は、大幅縮小または全廃することが前提となる。
ぼくはそれをよく理解してないので繰り返します。「国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという政策構想」がベーシックインカムです。とにかく、とにかくすべての国民(赤ん坊から老人まで)に毎月8万とか10万とか(たぶん最初そのくらいでは？)配る。そのかわりに、いろんな補助的なやつは削る、って政策ですね。
すみませんが、これについてはぼくの理解は非常に浅い。ほんとに非常に浅いので興味ある人は自分で調べてもらったほうがよいです。
で、その、理解浅いのになんでベーシックインカムを否定するのかって理由なんですけど。まずひとつは、おかねもちがベーシックインカムに賛成してないことですね。もしこれが「すべての人にとってよい政策」であれば、おかねもちも賛成すると思う。ぼくはそう考えてます。おかねもちも「貧乏人にも毎月一定の金を配ったら世の中安定するんじゃね？」って考えるんじゃないですかね。でもそうなってない。
もひとつ。ぼくの観測範囲(ツイッターのタイムラインwww)で見る限り、ベーシックインカムに賛成してんのは「社会的にだめそうな人」ばっかりなんだよなぁ。おまえら自分が働きたくないからBI推しなだけだろう、っていう。って思ったけどこれ、ベーシックインカムだめな理由2つじゃないですね。1つか。おなじだな。
ベーシックインカムやらなきゃ！BI導入しなきゃ！って言ってる人たち、は、ぼくらの普段のはたらきを「労働教」って呼んでるんですよね。「はたらかないといきていけないとしんじてるばかなやつら」だって言ってるんです。それはちょっと、そういう言われ方したら、ぼくはそっち方面には協力できないっていうか絶対味方しねえぞ、って思うんです。
絶対やつらには協力しないけど、勝手にやってくれよ。働かなくても生きていける未来はぼくも好きだな。万一そうなったらぼくも遊んで生きてく。でもその未来を手に入れるために頑張る＝働くってのがそもそも矛盾なので、お前ら勝手にやってください。
でも人って動物から進化したもので、何もしないで生きてる動物っていないし、そう考えると人もなんかしないと生きてくの無理じゃね？っては思うんですよね。何もしないでももし生きていけることになったら、それは本当の意味での進化、動物と人は別のクラスになったのかもね、って考えるかも知れません。
