もったいない……。
ウナギはなんか絶滅寸前？らしく、ネット界隈では食うな捕るな、って盛り上がってるんですけど、世の中一般では特にそんな雰囲気もなくふつうに売っているという。
丑の日か！食うかー！で年1回ウナギ食ってたくらいの人間なんですけど、個人的には、ウナギが絶滅したら何がよくないのかよくわかってないんですよね。まぁ雰囲気に合わせようとはしてるんですけど、年1回食うか食わないかぐらいのやつを「減らす」のもなかなか難しい。
ウナギが絶滅すると何が不味いんだろう。生物種がひとつ減って種の多様性が失われる、ってことであれば、人はその他の生物も日々絶滅に追いやってて、ウナギだけが特別あつかいされる理由はないと思うんです。
とにかく美味しいので、未来の子どもたちにもこれを食べさせたい、ってことなんだろうか。でもぼくはそれなら代用ウナギでも充分かなぁと思うんですよね。多くの人はそう思ってるんじゃないかと推測するんですけど、鰻の蒲焼のうまさの多くの部分はタレの味ですよね。
未来の子たちにもコレを食べさせたい、って理由で生息数をコントロールするのが許されるんなら、いま全部捕っちゃって全部食べて絶滅させるのも同じように赦される、んじゃないかと思ってるんですけど、違いますかね。人は、他の種の生き死にをコントロールする権利がある、ってことですよね？
この件を調べたのグリーンピースだそうです。ぼくも若い時はなんか理想に燃えた人だったので、グリーンピースに入ろう！とか考えたことがあるんですけど、でも日本支部に電話した時になんかクソみたいな応対をされたんですよね。わたしたちは賢いのでわたしたちは正義なのであなたはもっとかしづく必要があります、みたいな上からのやつ。なんだこれ……と思った記憶が。まぁおおむかしの話なので今はそうじゃないかも知れません。
