すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

同時性について考えるのはやはり大事なのかも

ニュートリノの計測には、始点と終点にて 2 つの時計が必要となる。これらの時計は同じ衛星を使った GPS 信号を用いて同期されているが、この度発表された論文では重力の影響によって時計が異なる速度で時を刻んでいたのではないかとの説を唱えている。論文は、地球の中心からの距離の違いによって、始点である CERN の方が終点のグランサッソ研究所よりも重力が僅かに強いことに言及。このため CERN の時計は終点の時計よりも僅かに遅く進んでおり、この点が考慮されていなかった可能性について指摘しているとのこと。


昨日書いたエントリに関連してるような話。例の「光速超えニュートリノ」ですが、始点と終点の重力が違うから時計の同期が狂っててちゃんと計れてないんじゃね!という指摘が出てきたと。

さすがぼくは先見の明があるよね、という話ではなく、そもそも「同時性ってなに?」って気になったキッカケがこの「光速超えニュートリノ」の件からですので、まぁありきたりの帰結?ですかね。相対性理論が無効になっても困るのでこの方向で落ち着いてほしいもんだ。まぁでもみなさん「タイムマシンが!」とか騒いでたわりにはもうすっかりニュースのこと忘れて静かですよねw まじタイムマシンできるかもなんてことなら大騒ぎだと思うんですが。

昨日買った本『なぜE=mc^2なのか?』はいい本みたいです。半分読んで、特殊相対論の要である時間と空間を一体の時空として考えること&光速度の普遍性の話がなんとなくわかった。いよいよ本の後半は重力とか出てきて一般相対論になってくるんだと思います。

昨日書いた「地球で観測できる100万光年離れた星の光は、いまから100万年前にその星を発した光なので、いま現在はその星がどうなっているのかはわからない」って話なんですけど、もしかしてこれ「双子のパラドックス」で最後に双子が出会わないケース、みたいな感じなんですかね。互いに相手の時間経過が遅く見えるみたいな。地球から出た光も向こうに届くまで100万年掛かってるわけですしね。そういう時に"実際の"・"ほんとうの"100万光年離れた【現在の】アッチ側、ってのは、果たして実在しているのか?って思う。いや、時空が一体ならそこから時間だけ切り出して「同時」とか言うのは不自然、てことなのかな。もすこし自分の中で噛み砕けないとダメだな。