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シューマン共振とは

総務省|東海総合通信局|コラムvol.21 シューマン共振(共鳴)


「シューマン共振」というものがあって、これは検索すると分かりますがよくオカルトのネタとして使われています。が、なぜか総務省のページに詳しい解説がありました(笑)。

現象自体はオカルトではなく科学的に観測されているものです。

 地球大地と電離層の間の球殻状の空洞を、雷放電で発生した極超長波が伝播する現象で、理論的に予測したシューマン教授(ドイツ 1888~1974)の名前にちなんでシューマン共振(共鳴)と呼ばれています。

 自然界で、電磁波の主な発生源といえば雷です。
雷雲内に発生した多量の電荷が雷によって大地に放電されます。その電流は、数千アンペアから数万アンペアに達します。
雷によって発生した、数ヘルツから数百メガヘルツの電磁波のうち、電離層に反射する低い周波数は、大地と電離層の間を何回も反射しながら進行し、特定の周波数で共振します。

 雷は、世界中で絶えず発生しています。(1日に約5万個の雷雨が発生し、1秒間に100回ぐらいの雷が落ちているといわれています。)
従って、太古の昔から低い周波数の電磁波は地球上を駆けめぐっていたのです。
なにか、ワクワクしませんか。

 地球(電離層と地面間の球殻状の空洞)の共振周波数は、電磁波の伝搬速度、30万キロメートルを地球周囲の長さ4万キロメートルで割った7.5ヘルツ付近になります。
実際に測定したデータでは、様々な条件から7.8ヘルツを中心としたある一定範囲の周波数で共振が測定されました。


「太古の昔から低い周波数の電磁波は地球上を駆けめぐっていた」わけなので、地球上のあらゆる生物はずっとこの低周波を受けてきた、ということになります。そこがオカルトの付け入るスキであるわけです(笑)。検索すると、この周波数を取り入れた音楽とか(低すぎて聞こえるわけないので倍音ですが)、この周波数のナニカを発信する機械(健康にいいらしい)を売ってたりします。そういやアルファ波とかいうやつもこの辺の周波数ではないでしょうか。


それで、それがどうしたんだよ、って話なんですけど、最近この周波数が変わってしまったことをロシアの科学者が発見したそうです。7.83Hzだったのが、8.5Hzになってしまったらしい。


光の速度である30万Km/秒を地球の円周である4万Kmで割った数字が概ねシューマン共振の数字であったわけですが、これが上昇したということは、光の速度が上がったか、地球が小さくなったということを意味します(笑)。まぁそこらへんは変わりようがないので、実際には電離層の性質が変化した、ということでしょうね。周波数が上がるってことは、反射する高度が低くなったのかな……?

しかし太古の昔っから変わってなかったもんがなんで突然今変わるんだよ!ってあたりがオカルトの付け入るスキなわけです。もうこれは、カタストロフが近いです。間違いない。それか、太古の昔っから変わってないつーのがただの思いこみで、実際は割と変わってたとかそっちですかね。