すべての夢のたび。

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(特定条件下で)酒は健康によい


90歳を超えると運動よりアルコールのほうが健康にいいのかも、という研究結果らしいです。

The 90+はLWCSの被験者のうち90歳以上の人々1600人以上を追跡調査することで、「何が人を長寿にするのか」を明らかにしようと試みました。

その結果、アルコールを1日に1~2杯飲む被験者はお酒を飲まない人に比べて死亡率が18%低いことが判明しました。一方で、運動を1日に15分~45分行う人の死亡率は運動しない人よりも11%低い程度であり、アルコール摂取の方がわずかにですが影響が大きいといえます。


むーん。ぼくからしたら「アルコールを1日に1~2杯飲む」というのは「飲んだ」のうちに入るのか?????????という、極めて哲学的な疑問がありますね。この研究は比較対象として、「酒も運動もどっちもやらない」とか「アルコールを1日に5〜6杯飲む」90歳以上の人々も入れておかなくてはいけなかったのでは。後者その日に死んだりしそうですけど。

まぁでも予想通りっぽいオチも提示されていたので安心しました。

ただ今回の調査について言えば、Kawas氏は「私たちが90歳の人々を対象に研究を開始したということを覚えておいてください」「若い頃に過剰の飲酒を行っている人は、90歳にもなれない可能性があります」と語っています。


ですよねー(笑)。そのうえさらにこんなことも。

つまり、「飲酒を行わなかった人」は若い頃に過度な飲酒を行ったか健康上の問題があるために飲酒をしないという選択を行っていたのであり、反対に「適度な飲酒」を行っている人は、健康状態がよいために「適度な飲酒」が可能であるということ。飲酒が健康をもたらすのではなく、健康状態が飲酒の可否に影響を与えているのであって、因果関係が逆になることも考えられるのです。


つまりここでの、90超えて「酒が飲める」は単に「もともとその人が健康であった」ことを示す指標でしかない、という可能性があるってわけです。もともと健康であったから長生き。あれ、でも、それが本当だとすると、90歳を超えたら運動は健康に悪い、ってことになっちゃう気もしますけどね。まぁそれもあるのかもしれない。平均寿命超えたらあとはじっとしてたほうが長生きするのかも。

まぁあんまり関係ないような話ですかね。どう考えてもそんな生きる気はしないです。