すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

クビキリ・クサナギ・クロイバラ

さてと、で、「クビキリサイクル」、読み終わりましたよ。
ん〓〓?
んんん〓〓〓???

最近の不条理系ギャグマンガとか、アメリカ人には理解できないと思うんですよ。それは、今までの普通のギャグマンガを読んできた、って蓄積があるから、そのルールを外したものがわかるわけで。クビキリも、そんな感じなんじゃないかなぁ。わたしはミステリはほとんど読んでないけど、たぶんこの作品でもなんかいろいろ、破られたり略されたりしてるんだろう。

あと、思った。書く方はいい、だけど、読む方はラノベばっかりじゃダメだ。ヘノベも読め、ヘノベも。じゃないと、美しい日本語を認識できる人が減るような気がします。ライトって、軽く読み流せてしまうって意味もあったんですね、きっと。感想。トリックは、面白い。キャラは、面白い。描写は、どうしてかやっぱりかなり浅い。文体は、ふつう。戯言は、デビュー作だからまだ少ないのかな? もう何冊か読んでみようとは思います。そしてわたしは西尾より佐藤かなぁ。

にしても、まぁ、ラノベもキャラの名前とかヘンですよね。主人公の男の子が付添人をやってる女の子(表紙の、青い髪の子)の名前が「玖渚友」。くなぎさ、とも。「というわけで旧世紀のサイバーグラウンドを騒がせた《チーム》のリーダー、玖渚友の出番である」ってとこまできて、ああ、草薙素子のモジリなんだとやっと気づいた。その時うちのiTunesからinner universeが流れていたのは“大数の法則”なんでしょうね。素子ソックリ説も誰か同意してくださいw